【歌詞和訳】A Cover Is Not the Book – Emily Blunt (Mary Poppins Returns) |ア・カバー・イズ・ノット・ザ・ブック (カバーは本じゃない/邦題:本は表紙じゃわからない) – エミリー・ブラント (メリー・ポピンズ・リターンズ)

youtubelogo

ア・カバー・イズ・ノット・ザ・ブック
(カバーは本じゃない
/邦題:本は表紙じゃわからない)
– エミリー・ブラント

[メリー・ポピンズ]
グーテンバーグおじさんは本の虫
チャリング・クロスに住んでて
彼が読んでくれた本の記憶で
私は笑顔になれる
彼がお酒を飲んでない時は
沢山のお話を読んでくれた
その知恵を今みんなに伝えたい
私の大好きな愛読家の彼は
こう言ったのよ-

表紙は本じゃない
だからそれを開いて中を見て
だってカバーの下には
発見があるから
その王様は詐欺師かもしれないし
チャプターのタイトルはただの標識
そして行間を読んでみれば
最初の印象が
ただの勘違いだったって気づく
カバーもいいものだけど
でもカバーは本そのものじゃない

[観客]
タルラリー タラタタタ!
タルラリー タラタタタ!

[ペンギン]
メリー・ポピンズ
例を教えてくれないかい?

[メリー・ポピンズ]
もちろんよ!

ネリー・ルビナは木でできてる
見た目では
丈夫そうには見えなかった
上の幹は枯れていたの
でもね
根の部分は潤い緑を宿してた
そして春になったら
ヒッコリーさんにも、花が
咲いているのを見つけた
だから樹皮じゃなく根を掘って
今じゃ
そこらじゅうに植樹されたの

[メリー・ポピンズ、ジャック]
これはつまり
表紙は本じゃないってこと
だから広げて中を見て
だってカバーの中には
発見があるから
その王様は詐欺師かもしれないし
チャプターのタイトルはただの標識
そして行間を読んでみれば
最初の印象が
ただの勘違いだったって気づく
カバーもいいものだけど
でもカバーは本そのものじゃない

[ジャック]
お金持ちの
未亡人の話もしようか?

[メリー・ポピンズ]
ええ、それはいいわね!

[ジャック]
いつもその話が好きなのさ

[メリー・ポピンズ]
じゃあ、話してちょうだい!

[ジャック]
ヒヤシンス・マコーさん
お宝を全部
海の中に沈めたのさ

[メリー・ポピンズ]
彼女はただ笑顔だけを見せて

[ジャック]
2枚の羽根と
そして葉っぱを身につけ

[メリー・ポピンズ]
だから誰も彼女を強盗しなかった
辛うじて服を着てるみたいだったから

[ジャック]
一張羅のスーツを
来てる時だって

[メリー・ポピンズ、ジャック]
それがあなたがお金持ちだって
示すわけじゃないのよ

[みんな]
ああ、表紙は本じゃない
だから広げて中を見て
だってカバーの中には
発見があるから
その王様は詐欺師かもしれない
タルラリー タルララ
タルラリー タラタタ!

[メリー・ポピンズ、ジャック]
最初の印象が
ただの勘違いだったって気づく
(ヤダダダー)
カバーもいいものだけど
でもカバーは本そのものじゃない

[メリー・ポピンズ]
あ、あの話を聞かせてよ
汚いゴロツキの話を
いいでしょ?

[ジャック]
あれ、少し長くない?

[メリー・ポピンズ]
そうね
早く始めたら
それだけ早く終わるんじゃない

[ジャック]
昔々の
わらべ歌に登場する話
お城があり
そこに王様がいました
ずっと閉じこもっていた
だって彼は一度も
学校に行かず
何も学んでなかったから

彼は杖と剣を持ち
貴族たちの議会を開いていた
でも内面じゃ彼は悲しかったのさ
おやまあ!
だって彼は全くもって
数字も分からない
言葉も分からない
でもその王冠は
結構大きいのさ
その脳みそは
鳥よりも小さいのにね
だからその地域の女王は
勅命を出したんだ:
“奥様も旦那様も
お金持ちも貧しい人も
この国の学者たちを
私に紹介しなさい”
それから彼女は
美容院に向かった

そして東からみんなが
南からみんなが
大学からみんなが現れて
知識を惜しげもなく注いだ
その頭脳から
王の頭脳へと
でも王は学べなかったんだ
その学者達はみんな運命を背負わされた
女王は
みんなの首をはねちゃった
そして首を門に掲げたんだ
その日になったら
奥さんたちに伝えたんだ
みんなメモを受け取った
愛しい人たちはみんな
今や過去の人になったと *

でも突然ある日
別の男達が歌い出したんだ
歌の中でこう言った
“俺は薄汚い男
でも王様に教えにきたのさ”
女王は宝石を掴み取った
道化師達の事が嫌だったんだ
でもこの道化達は物事が分かってた
学校で教えるべき
人物だったのさ

王は幸せになれるさ
王がもし、今ある自分を
楽しみさえすれば
自分とは違う人間には
なろうとするのは
良くないって
みんなは歌って笑って
王はついに友達を見つけ出したんだ
虹の橋を渡っていったのさ
めでたしめでたしの最後

だからモラルに関しては
周りの事柄に
流されちゃいけないって
そんなに単純な事じゃない
ジキル博士じゃないのなら *
あなたも逃げた方がいい
危ない!
でも真実は否定できない
今私が証明した通り
それ本当に重要な事
心の中にある特別なものなのさ

[観客]
やったぞ!

[みんな]
そうさ、表紙は本じゃないってこと
だから広げて中を見て
だってカバーの中には
発見があるから
その王様は詐欺師かもしれない

[メリー・ポピンズ]
今私たちが言ったこと
覚えておいてね

[ジャック]
今夜ベッドで本を開けてみて

[メリー・ポピンズ、ジャック]
さあ終わる前に
もう一度

[ジャック]
大声で歌って!

[観客]
カバーもいいけど

[メリー・ポピンズ]
私たちの言葉を覚えておいて!

[観客]
カバーもいいけど

[ジャック]
じゃないと失敗するよ!

[観客]
カバーもいいけど

[みんな]
カバーは本じゃない

[観客]
タルラリー タルララ
タルラリー タルララ
タルラリー タルラ
ラ ラ!

A Cover Is Not the Book

– Emily Blunt
(Mary Poppins Returns)

[MARY POPPINS]
Uncle Gutenberg was a bookworm
And he lived on Charing Cross
The memory of his volumes
brings a smile
He would read me lots of stories
When he wasn’t on the sauce
Now I’d like to share the wisdom
Of my favourite bibliophile
He said a-

Cover is not the book
So open it up and take a look
‘Cause under the covers
one discovers
That the king may be a crook
Chapter titles are like signs
And if you read between the lines
You’ll find your
first impression was mistook
For a cover is nice
But a cover is not the book

[AUDIENCE]
Ta-ru-ra-lee, ta-ra-ta-ta-ta!
Ta-ru-ra-lee, ta-ra-ta-ta-ta!

[PENGUIN]
Mary Poppins,
could you give us an example?

[MARY POPPINS]
Certainly!

Nellie Rubina was made of wood
But what could not be seen
was though
Her trunk up top was barren
Well,
her roots were lush and green
So in Spring
when Mr Hickory saw her blossoms
blooming there
He took root despite her bark
And now
there’s seedlings everywhere

[MARY POPPINS and JACK]
Which proves
A cover is not the book
So open it up and take a look
‘Cause under the covers
one discovers
That the king may be a crook
Chapter titles are like signs
And if you read between the lines
You’ll find your
first impression was mistook
For a cover is nice
But a cover is not the book

[JACK]
Should we do the one
about the wealthy widow?

[MARY POPPINS]
Oh, by all means!

[JACK]
Always loved that one

[MARY POPPINS]
Well, go on then!

[JACK]
Lady Hyacinth Macaw
Brought all her treasures
to a reef

[MARY POPPINS]
Where she only wore a smile

[JACK]
Plus two feathers,
and a leaf

[MARY POPPINS]
So no one tried to rob her
‘Cause she barely wore a stitch

[JACK]
For when you’re
in your birthday suit

[MARY POPPINS and JACK]
There ain’t much there
to show you’re rich!

[ALL]
Oh, a cover is not the book
So open it up and take a look
Cause under the covers
one discovers
That the king maybe a crook
Ta-ru-ra-lee, ta-ru-ra-la,
ta-ru-ra-lee, ta-ra-ta-ta!

[MARY POPPINS and JACK]
You’ll find
your first impression was mistook
(Ya-da-da-da)
For a cover is nice
But a cover is not the book

[MARY POPPINS]
Oh, give us the one
about the dirty rascal,
why don’t ya?

[JACK]
Isn’t that one a bit long?

[MARY POPPINS]
Well,
the quicker you’re into it,
the quicker you’re out of it.

[JACK]
Once upon a time
In a nursery rhyme
There was a castle
with a king
Hiding in a wing
‘Cause he never went
to school to learn
a single thing

He had scepters and swords
And a parliament of lords
But on the inside he was sad
Egad!
Because he never had
a wisdom for numbers
A wisdom for words
Though his crown was
quite immense
His brain was smaller
than a bird’s
So the queen of the nation
Made a royal proclamation:
“To the Missus and the Messers
The more or lessers
Bring me
all the land’s professors”
Then she went
to the hair dressers

And they came from the east
And they came from the south
From each college
they poured knowledge
From their brains
into his mouth
But the king couldn’t learn
So each professor met their fate
For the queen had
their heads removed
And placed upon the gate
And on that date
I state their wives
all got a note
Their mate was
now the late-great *

But then suddenly one day
A stranger started in to sing
He said,
“I’m the dirty rascal
And I’m here to teach the king”
And the queen clutched her jewels
For she hated royal fools
But this fool had some rules
They really ought
to teach in schools

Like you’ll be a happy king
If you enjoy
the things you’ve got
You should never try to be
The kind of person
that you’re not
So they sang and they laughed
For the king had found a friend
And they ran onto a rainbow for
The story’s perfect end

So the moral is
you mustn’t let
The outside be the guide
For it’s not so cut and dried
Well unless it’s Dr. Jekyll *
Then you better hide,
petrified!
No, the truth can’t be denied
As I now have testified
All that really
counts and matters
Is the special stuff inside

[AUDIENCE]
He did it!

[ALL]
Oh, a cover is not the book
So open it up and take a look
‘Cause under the covers
one discovers
That the king may be a crook

[MARY POPPINS]
So please listen to
what we’ve said

[JACK]
And open up a book tonight in bed

[MARY POPPINS and JACK]
So one more time
before we get the hook

[JACK]
Sing it out strong!

[AUDIENCE]
A cover is nice

[MARY POPPINS]
Please take our advice!

[AUDIENCE]
A cover is nice

[JACK]
Or you’ll pay the price!

[AUDIENCE]
A cover is nice

[ALL]
But a cover is not the book

[AUDIENCE]
Ta-ru-ra-lee, ta-ru-ra-la-la
Ta-ru-ra-lee, ta-ru-ra-la-la
Ta-ru-ra-lee, ta-ru-ra-la-la,
la, la!

* ‘Tisの意味:it is の口語短縮表記。
* late-greatの意味:「過去の偉人」つまり死んだ人のこと。
* Dr. Jekyllの意味:ジキル博士とハイド氏のジキル博士。ジキルとハイドは2重人格。hide(隠れる)とMr. Hydeをかけている。

—–

日本語公式歌詞
エミリー・ブラント、 リン=マニュエル・ミランダ

私のグーテンバーグというおじさんは
とても本が好きだったの
素敵な物語を
笑顔でたくさん読んでくれたものよ
シラフの時だけね
今日は彼の大事な教えを
授けてあげましょう

それは…

心が目に見えないように
本も表紙の美しさに
騙されちゃダメ

中身読んだら
やさしい王様
詐欺師だとわかるかも
中身こそが 何より大切

タルラリー タラタタタ
タルラリー タラタタタ

メリー・ポピンズ 何か例をあげてくれ

喜んで

ネリーという名前の
木があったの
枯れてるみたい
だけど根っこは 生きてた

春にはたくさんの
花咲かせた
今では そこら中に
彼女の子供たちが

つまり
心が目に見えないように
本も表紙の美しさに
騙されちゃダメ

中身読んだら
やさしい王様
詐欺師だとわかるかも
中身こそが 何より大切

金持ちの奥さんの話もしようか?
ええそうね ぜひ
大好きな話なんだ
じゃあ聞かせて

財産をすべて
海の底に隠し
彼女がまとうのは
3枚の葉っぱ
それを見ると海賊は
みんな去ったの
金持ちは普通
裸じゃないから

そうさ
心が目に見えないように
本も表紙の美しさに
騙されちゃダメ

タルラリー タルララ
タルラリー タラタタ

見た目と中身は違う
ヤダダダー
中身こそが 何より大切

そうだ
よかったらあの悪者の話をして
ちょっと長くないか?
すぐ話し始めれば
すぐ話し終わる

昔 偉大な国の兵隊に
守られてた王がいた
学校行かないで
馬鹿デカイ軍隊と議会
持っていたみたい
でも嘆いてた
ヤダ!

なぜなら彼は
計算 ダメ
読み書き ダメ
王冠はデカイ
脳みそショボイ

女王は困る
すぐに呼びかける

我が国の民よ
名乗り出よ
王の教育を
担える学者よ

すぐ学者が そう
協力 教育
教えた 伝えた
でも無駄だった

王様は何も
変わらなかった
女王は学者たちの
首をスポン
はねたよん

嘆き呼ぶ悲劇
これこそが惨劇

でも
城の道化者の若者が
「俺は悪者だ
でも切れ者だ
王様をすぐ
救える」と騒ぐ

この道化が王様に教えた

幸せは
その手の中にあると
自分とは違う人に
なれないと

やっと知ると
王は道化と
友となり 共に
飛び跳ねたのさ

今 君が知るべきは
他でもない
とてもあたたかい
君だけしか持たない
その愛
危ない!

それが遥かなる
宝物になる
大切なものは
その心にある

おーいいぞー!

そうさ
心が目に見えないように
本も表紙の美しさに
騙されちゃダメ

そうよ いつも忘れないでね
中身をじっくり読むんだぞ
最後に繰り返すよ
大事だぞ

外側が
素敵に見えても
化けの皮
すぐ剥がれるぞ
中身こそ
何より大切
タルラリー タルララ
タルラリー タルララ
タルラリー タルラ
ラ ラ ラ!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です