この曲は、ラッパーやヒップホップ界の成功者は、「夏に毛皮」と表現されるような、品の悪い贅沢をしてしまうことが、ヒップホップのイメージを悪くしていると指摘し、真のアーティストとして、ラップやヒップホップで表現していこうというテーマで作られたとされている。
経済的自由を手にした上で、自分の立場から表現していくことを歌っている。
ローゼズ (バラ) – セイント・ジョン バラよ * [※くり返し:] お前もそうしたいんだろ バラよ [※くり返し] 俺がブルックリンの [※くり返し] お前もそうしたいんだろ バラよ |
Roses
– SAINt JHN Roses [※くり返し:] this who you wanna be Roses [※くり返し] I might bring them [※くり返し] this who you wanna be Roses |
* Rosesの意味:ここでは恋人などをバラと表現している。また、インタビューで JHN が「バラは美しいが、美しいだけでなく、バラも俺を愛さなければならない。」と言っている。
* doloの意味:「ソロ、一人」などの意味
* Pablo in a photoの意味:Pablo Escobar/パブロ・エスコバルのこと。コロンビアの麻薬王で、かつて世界のコカイン流通の8割を牛耳っていた。ここでは、セイント・ジョンが一人で隅の方に歩いていくと、彼は「大量のコカインを売っているわけでもないのに、麻薬王のように見られてしまう」という意味で言っている。
* Tony killed Manoloの意味:1983年の映画スカーフェイスの登場人物、Tony Montana/トニー・モンタナと、Manolo Ribera/マノロ・リベラのこと。劇中、トニーが右腕で親友だったマノロを、妹に手を出したと勘違いして射殺し、射殺後に妹とマノロが結婚していたことを知り絶望するというシーンから。
* on my fingerの意味:ここでは、セイント・ジョンが高価な指輪をたくさん指にはめていることから、お金を持っていることが一目瞭然であることの例えとして。
* Fuck with a nigga rawの意味:ここでは、前の内容で盛り上がって一気に結婚まで突っ走ってしまうと長く続かないが、時間をかけて進めば心から楽しめる(避妊せずにセックスできる)という内容になっている。
* Rosé, Roséの意味:ロゼワインのこと。Roses/バラにかけている。